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2000年5月に福知山にオープンしたいけす料理「卑弥呼」では、素材の鮮度や味にこだわるのはもちろんのこと、お客様へのサービスを充実させるため、開店当初から携帯電話が会員カードになる二次元コードを活用した『いんたーねっとモバイルC』を導入。ポイントカード機能はもちろんのこと、メールで会員向けに季節のおすすめメニューや旬の魚の入荷状況を定期的に配信するなど、お店と会員様をつなぐコミュニケーションツールとして役立てている。

新鮮さと雰囲気。お客様とのコミュニケーションが重要

 戦国時代、丹波平定に成功した明智光秀が拠点として新たに城を築き、以後、城下町として栄えた福知山。明治維新後も、京都・大阪と日本海を結ぶ交通の要所として発展を遂げてきた人口約7万人の山あいの都市だ。
 今から約5年前、この地の中心であるJR福知山駅ロータリーからまっすぐ伸びる「けやき通り」を1kmほど進んだ長閑な場所に開店した「卑弥呼」。新鮮な旬の素材に加え、1階は生けすの見える堀ごたつのカウンター、2階にはお座敷と個室を用意し、靴と上着を脱いでゆったりと過ごせるお店として、若者から高齢者まで、幅広い層の人気を集めている。
 「日本海に近い立地を活かした旬の素材を居酒屋以上割烹未満の気軽さと、落ちついた雰囲気の中で味わってもらいたい」と番頭(店長)の吉田智洋さん。
 そんな雰囲気に加え、お客様とのコミュニケーションを大切にする姿勢がうけ、年中無休のお店は連日大盛況。その一躍を担っているのが『いんたーねっとモバイルC』である。

 

旬の情報をいち早く届ける

 同店が、「ひとりでも多くのファンを獲得したい」との思いで考え始めたのが『いんたーねっとモバイルC』の導入だ。
 「最近はどこのお店でもカードを発行している。財布に入れてもかさばらず、お客様にとって使いやすいカードはないものか」と悩んでいたところ、このサービスが目にとまり ました。
 さっそく担当者から説明を受け、その斬新さと使い勝手の良さを気に入った吉田店長は、同時期に『Bフレッツ』のサービスが提供されるようになるなどインターネット環境がさらに充実することもあり、導入を決断した。
 「思っていたより操作も簡単で、これなら高齢者の方にも使っていただけるのでは、と思った。また、将来会員様との双方向のコミュニケーションツールとしての役割も期待した」と吉田店長は話す。

 

情報配信はあくまでもお客様起点で

 「顧客の囲い込みというよりも、当店を気に入ってもらった方にきめ細かなサービスを提供したい」と語る吉田店長。定期的(月1回程度)な旬の素材の紹介や月ごとに変わるおすすめメニューの配信の他に、来店時の会話の中からお客様の好みなどをチェックし、要望に合ったネタやお酒などが入荷した際にメールを配信。今では、季節ごとの入荷情報を楽しみに待つ会員様も多いという。
 「あくまでもお客様起点。メールの配信もあまりしつこくならないよう心掛けている」と吉田店長。店内に入会を勧めるチラシは貼ってあるものの、お客様からお声がかからない限り、お店側から入会の説明をすることはない。
「会員登録は、当店に興味を示していただいた方だけに勧めている」と話す吉田店長。だからこそ、会員がファンとなり、同店にとって心強いリピーターとなっている。

よりきめ細かなサービスを目指して
 そんなファンの心を離さないための工夫も忘れない。お会計時に、会員様宛のメールに添付された二次元コードを専用のリーダーにかざしてもらい、100円のご利用ごとに1ポイントを進呈。500ポイントで2000円、1000ポイントで5000円の割引サービスを行っている。
 今後は、メニューやチラシには載っていない、会員様だけの「裏メニュー」の配信などを検討中とのこと。熱狂的な卑弥呼ファンが増えれば、リピーター増につながることは間違いない。敷居は低く、サービスは濃く。そんな卑弥呼のポリシーを側面からバックアップしているのがIT技術である。
店長の吉田智洋さん
一所(笑または緒)懸命」をお店のモットーに掲げる店長の吉田智洋さん。

いけす料理「卑弥呼」のホームページ
URL http://www.yfsys.co.jp

 

卑弥呼
いけす料理「卑弥呼」。名前の由来は「卑弥呼のように後世に残るお店にしたい」というオーナーの願いが込められている。

 

卑弥呼
その名のとおり、店内にある大きな生けすには新鮮な魚介類がいっぱい。

 

卑弥呼
堀ごたつ式がうれしい、落ち着いた雰囲気の店内。

 

卑弥呼
レジ横の二次元コードリーダーで読み取ると自動的にポイントが加算される。
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