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豊かな自然に囲まれた宮崎市郊外にある老舗の寿司店、海舟寿し。社長である林靜男社長は、「お客様にお寿司を食べてもらう以外の何か特別なサービスを提供したい」という思いから
このサービスを導入。
会員専用のポイント制サービスを開始し、リピーターの確保のほか、顧客情報の管理にも利活用している。
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| お客様にお寿司を食べてもらうこと以外の特典を提供したい |
昼間は近所の主婦が子どもを連れて来店し、夜は家族連れや団体のお客様で大にぎわい。“寿司店”と聞くと敷居が高いイメージがつきものだが、海舟寿しの魅力は、家庭的な雰囲気と真心のこもったもてなしにある。さらに、毎朝生きたまま運ばれてくる魚を使用しているだけあって、ネタの新鮮さにも定評があり、お客様に愛されてきたのも納得できる。
「どんなに業績が伸びても、決して多店舗展開はしない」。社長の信念は“生涯一店舗”。そのため、多店舗展開をせずとも、新しいお客様を獲得し、なじみのあるお客様のさらなる来店促進につながる最適なサービスがないかと考えていた。
そうした中、ビジネス雑誌を読んでいた林社長はこのサービスの広告を見つけた。来店したお客様が精算額に応じてポイントを貯めることができる点と安価で導入できる点に魅力を感じ、早速
、フレッツ・ADSLを導入しネットワーク環境を整え、1カ月後にはサービスを開始することができた。
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| リピーターの確保が実現し、顧客情報の管理も徹底 |
現在海舟寿しでは、1000円ごとに1ポイント加算し、ポイントに応じてドリンクをサービスするシステムを導入している。来店した際に会員登録をするお客様が大半で、会員となったお客様は、精算時に二次元コードリーダに携帯電話をかざしてポイントを加算。携帯電話からアクセスすれば、自分のポイント数が分かる仕組みになっている。また、会員登録も携帯電話の表示画面で、名前とメールアドレスを入力するだけで簡単にできる点がお客様の共感を呼んでおり、導入から10カ月で、早くも約80名の会員獲得に成功している。
この成功の背景には、会員数増に向けた林社長の創意工夫がある。
そのひとつがポスターによるPRだ。“携帯電話が会員証に”と大きく書かれたポスターを店内の目立つ個所に掲示。「あのポスターに書かれてあるのはどういうサービス?」とポスターを見て興味を覚えたお客様が店員に尋ねてくることも多い。
また、料理を待っている間に気軽に見てもらうため、登録の手順をイラスト入りで分かりやすく説明したパンフレットを各テーブルに設置した。ポスターを見て興味を持ち、パンフレットを見ながら登録。これが、最も多い登録方法だ。お客様がうまく操作できない場合は、店員が代わりに登録してあげたり、店内のパソコンから登録したりとサポートも徹底。こうした努力の結果が会員数増に結びついている。
さらに、このサービスの導入により、顧客情報の管理も円滑にできるようになった。導入前、林社長は顧客情報を専用のソフトで管理していたが、自分で入力しなければならない上に、もしソフトにトラブルが発生した場合、顧客データはすべて消滅してしまうことを懸念していた。
しかし、この問題点もこのサービスで解決。「会員登録はお客様自らが行ってくれるし、その上、顧客情報を取り扱うサーバについてはNTT西日本グループがしっかり運用してくれている。いずれは、この顧客情報データベースを利用して、メールでのPRを実施していきたい」と意気込んでいる。
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| ITを積極的に導入した最先端の寿司店を目指して |
導入当初、林社長はITを活用したサービスを始めても、お客様は受け入れてくれるのかと心配していたという。
「都市部と違って、お客様もITに詳しくない方がほとんど。案の定、年配のお客様は、当初携帯電話を使って会員登録することに少し抵抗があった。しかし、若い方はすぐ登録してくれるし、家族連れの中に若い方がいれば、代わりに登録してあげたりして、少しずつITを受け入れてくれるお客様が増えていき、今では年配のお客様もたくさんいる」。また、「昼にポイントを貯めた主婦が家族を連れてきて、お父さんにビールを1杯プレゼントする」というお客様も増えているという。
「ただポイントを貯めるだけではなく、この『いんたーねっとモバイルC』が家族同士のコミュニケーションに役立っているのは大変うれしい。サービスを導入した一番のメリットは、お客様がとても喜んでくれていることです」。
林社長は、決してあせらず、少しずつ会員数が増えていけばいいと考えている。
「これからは、出前によるポイント加算や、ドリンク交換以外の特典をつけるなど、サービス内容を充実していきたい」と語る林社長。ITを積極的に取り入れた最先端の寿司店を目指している。
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