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竹下通りや表参道で知られ、お洒落な女の子や男の子たちであふれる東京・原宿。若者のトレンドをリードするこの界隈で、ヘアサロンを2店舗展開するguzzle hair(ガズルヘア)。従来使っていたポイントカードの増刷を検討していたとき、会員証とポイントカードを二次元コードにデータ化して携帯電話で持ち歩く“無形のポイントカード”の存在を知った。
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●二次元バーコードの市場開拓期にタイムリーな導入で話題を独占
●お客さまに負担をかけない工夫で、リピーター客2,500人を会員に
●スタッフとお客さまの双方向コミュニケーションツールとして活用
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| 来店2回目のリピーター客だから、抵抗なく入会してもらえる |
携帯電話をポイントカードとして使ういくつかのシステムを検討した結果、「ガズルヘア」のシステム関係を担当する樺沢信司氏が選んだのが、いんたーねっとモバイルCだった。
「最大のポイントは、インターネットを通して顧客データやポイントをサーバーにプールできることですね。どちらの店からもアクセスできて、データを1カ所に蓄積できるので多店舗展開には理想的。まさに我々が求めていたものだった」。
Webサイトを検索してこのサービスを見つけ、連絡をとったのが昨年の秋。それまではMacintoshを使っていたため、導入時新たにWindowsパソコンを2台購入。12月から常連客を中心に会員登録をスタートした。
7月末現在、会員数は2店あわせて約2,500人に上る。募集のコツを樺沢氏に聞いた。
「入会していただくお客さまをご来店2回目以降のリピーターに設定していることですね。初来店のときに名前や住所などを書いたカルテを作成するので、2回目のときはケータイ番号とアドレスを教えてもらうだけですむ。登録もスタッフがパソコンから手入力でやってます」。入力する項目は、名前、担当者名、携帯電話番号、携帯メールアドレス、性別と、必要なものだけに絞っている。まず、手軽さの演出が大事なようだ。
さらに、お客さまが携帯電話の機種変更やドメイン変更をしてメールが届かない場合も、お客さまから申請があるまであえて尋ねないという。「個人情報については皆神経質になっているから、常にアドレスを追いかけられているといった心理的な負担をかけないよう、十分わきまえて対応しているつもりです」(樺沢氏)と、細やかな配慮も欠かさない。
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| メール配信からお客さまとのコミュニケーションにいい変化が生まれた |
いんたーねっとモバイルCの操作については、「パソコンを触ったこともない」スタッフに、樺沢氏が一から手ほどきした。「携帯電話の二次元コードをかざして、ポップアップが出て、金額を入力するだけですから、特に難しいことはない。全員使っている」とのことだ。
販売促進にポイントカードを利用しており、ポイント還元時にポイント数に応じてヘアケア商品や技術サービスからお客さまに選んでいただくようになっている。
メール配信は月2回。1回は、スタイリストがそれぞれ担当するお客さまに宛てて今月の休みを知らせる担当者別お休みメール。もう1回は、トリートメント半額、矯正ストレートパーマ割引などお店のキャンペーン案内メールだ。思わぬ収穫もあった。「使っていくうちに、販売促進ツール以外にコミュニケーションツールとして効果があることがわかってきた」(樺沢氏)ことだ。
担当者別メールに一言コメントの欄があり、それぞれがメッセージを書いて発信する。その内容が次回来店時の話のネタになって、お客さまとスタイリストの間にいいコミュニケーションが生まれてきた。「今日の髪型、とてもよかったです」といった返信メールが届くことも少なくないという。
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| 携帯電話が当たり前の世代に向けたお店のイメージ戦略に成功 |
効果は導入当初にもあった。樺沢氏の狙い通り、「まだ二次元コードが世の中に浸透していない時期だったので、何だかわからないけどスゴイことやっているヘアサロンだ、とお客さまに強く印象付けることができた」という。「ガズルヘア」が
このサービスの運用を開始した直後に、NTTドコモが携帯電話によるキャッシングサービスのCMを始める。同じ二次元コードを使っていたこともあって、「これ、CMでやってますよね」とお客さまから大きな反響があり、お店のイメージアップに大いに役立った。
「今の若い世代は、ケータイを遊び感覚で使うのが当たり前のことになっている。会員証やポイントカードをデータ化して無形のものにしたのはとてもスマート。しかも、失くさない、財布が膨らまないなどメリットも多い。お店にとっては、導入コスト、ランニングコストが少ないから手軽に始められるし、使ってみて良さを実感しました」と、いんたーねっとモバイルCに対する樺沢氏の評価は高い。だからこそ、使う側の意見を取り入れてもっと使い勝手のいいものにしていってほしい、との期待もある。「ガズルヘア」の場合は、携帯電話を使った予約システムのオプション化だ。ポイントシステムと予約システムのデータベースを共有化して使えるようにすれば美容関係の市場は大きい、と
このサービスの普及にも貴重なアドバイスをいただいた。
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